ーーブログの直帰率を下げるにはどうすればいいんだろう?
ーーアクセスはあるけどすぐに離脱されてしまう・・・
こういうこと風に思ったことありませんか?
「直帰率を下げる」と言っても下がる原因も分からないし、何をすれば効果的かも分からないと悩んでしまいますよね。
確かに「これだけやっておけば絶対大丈夫!」という対策はないですが、対策するのはそれほど大変ではありません。特にWordPressならプラグインが使えば対策しやすいです。
そこでWordPressで直帰率を下げるのに効果的な5つの対策についてまとめました。直帰率が高くて高くて困っているなら是非お試しを
目次
直帰率とは?その重要性
まず直帰率とは何かというと「あるページに訪れて他ページに行かずに離脱してしまったユーザーの割合」のこと
詳しくは次記事で解説したのでそちらをご覧ください。
ちなみに似た言葉に「離脱率」がありますが、それとは全く意味が違います。
そして実はこの直帰率、PVを増やすのにものすごく重要な指標です。
普通PVを増やすというと記事を増やすことばかりに目が行ってしまいますが、直帰率を下げることでもPVは増やせます。
例えば単純に考えるとPVを2倍にするには記事数を2倍にするより今の直帰率を半分(1/2)に下げてしまった方が簡単ですよね。
なのでアクセス数だけでなくPVを増やして多くの読者にもっと多くのページを見てもらいたい、という場合に直帰率はとても重要なものなのです。
直帰率が高くなる原因とは
では直帰率を下げる方法を考える前にそもそもなぜ直帰率は上がってしまうのでしょうか?
その原因として考えられるのは次の2つです。
- ページ表示速度が遅い
- 他の記事を読んでもらえる仕組みがない
この2つの原因について説明します。
1.ページの表示速度が遅い
まず1つめの理由はページを開いたときの表示速度が遅いことです。
例えばGoogleで何か検索をして、自分の求めている情報が載っていそうなページを見つけた場合を考えてみてください。
その時ページを開くのに何十秒も待たされたらどうしますか?
多分ほとんどの人は数十秒も待ってられないので、ブラウザバックして代わりに他のページにアクセスすると思います。
つまりページの表示速度が遅いだけでどんなに質が良いページでもアクセスを逃してしまうということです。
そしてこの原因の対処法は当然「ページ表示速度を速くする」ことです。
ただ表示速度を速くすると言っても何をすればいいか分からないという方も多いと思うので、その方法については後で紹介します。
2.他の記事を読んでもらえる仕組みがない
2つめの理由はページに他の記事を読ませる仕組みがないからです。
例えばページの表示速度を早くしたものの、そのページに他のページへのリンクがなければ当然それだけ読まれればすぐに離脱されてしまいます。
なので直帰率を下げようとするならサイトに訪れた読者にもっと記事を読んでもらえる仕組み作りをしなくてはなりません。
そしてWordPressの場合は他の記事を読んでもらうのに次のような対策が有効です。
- 関連記事を表示するプラグインを使う
- サイト内検索ウィジェットの設置
- カテゴリ・タグを適切につける
このやり方も後で紹介しますが、WordPressならプラグインが使えるのでそれほど仕組み作りをするのは大変ではありません。
ここまでのことを簡単にまとめると
「ページ表示速度を早くして記事を読んでもらえる仕組みを作る」
このことが直帰率を下げるために大事なことです。
WordPressで直帰率を下げる対策
ではWordPressで直帰率を下げる対策は何かというと次の4つ
- ページ表示速度を上げる
- 関連記事の表示
- サイト内検索ウィジェットの設置
- タグ・カテゴリを適切につける
これらの対策について次で順に紹介していきます。
1.ページの表示速度を上げる
まず途中で離脱されないようにページの表示速度を速くしましょう。
WordPressを高速化するには何をすればいいか分からないという場合は最低限次のことだけは設定しておいた方がいいです。
- gzip圧縮の有効化
- ブラウザのキャッシュの活用
- 記事内に使われる画像の圧縮
- 余計なプラグインを停止させる
- レンダリングをブロックするスクリプトの削除
この5つの設定方法・やり方については次の記事に詳しく方法をまとめています。
もし表示速度が遅くて遅くて仕方がないならこの記事の方法を試してみてください。かなり効果があると思います。
2.関連記事の表示
そして次に大事なのが関連記事を表示してみる、ということ
アクセスされたページに関連性のあるページを載せておけば「ついで」で他の記事もみてもらいやすくなります。
関連記事の表示するプラグインで便利なのは「Yuzo Related Posts」というプラグイン
このプラグインを導入すると次の画像のように記事本文の最後でそのページと関連する記事をプラグインが自動的に選別して表示してくれます。
とても簡単に関連記事の設定ができるプラグインで次の記事でも導入・使い方について紹介してあるので、導入してみるといいかもしれません。
3.サイト内検索ウィジェットの設置
WordPressではサイドバーなどに次のような検索ウィジェットを設置することができます。
サイトを訪れたユーザーに他のページを見てもらうのに、このようなサイト内検索ウィジェットを設置するのは回遊率を上げるために効果があります。
ただし、WordPressの検索ウィジェットには次のような問題点があります。
- 完全一致する記事しか検索できない
検索ウィジェットではキーワードに完全一致する記事しか見つけられないので、単語を区切って検索することは不可能
- 検索範囲を選べない
範囲をタイトルや本文で絞ったり、特定のカテゴリを対象にして検索、といったこともできないくて不便・・
このようにデフォルトで用意されているウィジェットだと機能的に不十分で読者が求めている情報にたどり着けないかもしれません。
そこでおススメなのが「Ajax Search Lite」というプラグイン
このプラグインを使うと検索対象を本文やタイトル・カテゴリで絞れるうえに、次の画像のように検索候補をその場で一覧表示してくれるインスタンス検索も利用可能です。
このプラグインの導入手順については次の記事で紹介しました。
使ってみると驚くほど便利で高機能なので、導入してみると読者にとって検索しやすいブログになるはずです。
4.カテゴリ・タグを適切につける
WordPressでは記事内にカテゴリリンクとタグリンクが表示されます。
このカテゴリとタグは適切に設定するようにしましょう。そうすると読者が快適にブログ内を移動できるようになります。
ちなみにカテゴリ・タグの正しい役割と正しい付け方については次の記事で解説したので、是非ご覧ください。
もし今まで適当に設定していたならこの機に見直してみるといいかもしれません。
まとめ
直帰率を下げる方法をもう一度まとめると次の4つ
- ページ表示速度を上げる
- 関連記事の表示
- サイト内検索ウィジェットの設置
- タグ・カテゴリを適切につける
特にページ表示速度は遅すぎると記事を読んですらもらえないことがあるので、少しでもWordPressを高速化しておいた方がいいです。
以上、WordPressで直帰率を下げるための4つの対策についてでした。
フク郎
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