ブログでよく見るのが ↓こんな注意書き
- コピペ禁止!
- 無断引用も禁止!
- 無断転載はおやめください
実はこんな注意書きをしても、パクリ対策としての効果ありません。
そもそもネット上の情報は簡単にコピーできてしまうので、
泥棒に「勝手に入るな、モノを盗むな」と言ってるようなものです・・・
そして悪意ある人間はパクリ記事を自分で作ったコンテンツのように見せかけます。
本当に悪質で困ったものですよね。(-_-)
ではどう対策すればいいかというと、
記事をコピー不可にしたりパクリ記事を検索結果に表示させないことです。
ここでは ブログ記事のパクリを防ぐのに効果的な4つの対策 について紹介します。
自分も実践してますが難しくありません。
誰でもできることなので、パクリ被害にお悩みならお試しください!
目次
ブログパクリを防ぐのに効果的な4つの対策
ブログ記事のパクリ対策として効果的なのは次の4つ
誰でもできる簡単なことばかりなので手順も全く難しくありません。
では4つの対策について順に詳しく紹介していきます。
1. 記事公開後に Fetch as Google
記事を書いて公開しても、すぐGoogleの検索結果には表示(インデックス)されません。
Googleのクローラーと呼ばれるロボットが、
あなたのブログを巡回して記事を発見することでインデックスされます。
なのでもしパクリ元が先にインデックスされてしまったなら、
パクリ記事がさきに検索結果に表示されることになってしまいます・・・
パクられる上にパクリ記事が検索結果に表示されるなんて最悪ですよね。
そんな時に役立つのが Fetch as Google というツール
これは Search Console(サーチコンソール) の機能の1つで、
次のように特定の記事のインデックスをGoogleにお願いすることができます。
これを使うことで速ければ1日以内にインデックスされます。
この機能の使い方は次記事で詳しく紹介したのでそちらをどうぞ
パクリ記事が先に表示されるのを防ぐのに Fetch as Goolge は効果的です。
また検索結果にすぐ表示できて読者に記事を見てもらいやすくなる・・・というメリットもあります。是非活用してみてください。
2. 画像などの直リンクの禁止
パクリ記事を作る側は画像などを直リンクすることがあります。
つまり画像はコピーしないで、
パクリ先ブログで使われているリンクタグを直接貼るということです。
そうなるとパクられることに加えて次のようなことが問題になります。
- 画像などの著作権が侵害される
- サーバーに負荷がかかる
画像などの著作物を無断で利用されるうえに、
サーバーに余計な負荷がかかるので自分のブログにも実害が出てきてしまうのです。
でも「直リンク禁止!」なんて注意書きしても、そんなのは通用しません。
ではこれはどのように対策すればいいかというと・・・
サーバー側の設定ファイル( .htaccess )に直リンク禁止設定を追加するだけです。
例えば自分のブログ以外でPNGやJPEGなどの画像にアクセスされたら、
その画像を相手側のブログに表示しない、といったことが可能になります。
↓ その詳しいやり方は次記事でまとめたのでチェック
直リンクを禁止しておけばパクリ対策にもなるし、
サーバーへの余計な負担を減らすこともできて一石二鳥です。
3. パクリ元のIPに対してアクセス制限をかける
パクられる根本的な原因を考えてみると、
パクリ相手がブログ記事の文章をコピーできてしまうこと ですよね。
でも右クリック禁止などでコピペできないようにしても、
ある程度知識のある人間ならそれを破って簡単にコピペできてしまいます。
↑ 右クリック禁止のウザさと無意味さについて
右クリック禁止は技術のある側からすれば上辺(うわべ)だけの対策にすぎません。
それならどうすればいいかを考えてみると、
そもそも パクリ元の相手にブログを見せなければいい だけです。
「そんなことできるの・・・?」と思う方もいるかもしれませんが、
相手のIPアドレスが分かっているなら .htaccess を使ってアクセス制限ができます。
そうすることで相手がIPアドレスを変えない限り、
あなたのブログ自体が見れないから根本から阻止できるんです。
↓ アクセス制限のやり方は次記事でまとめたのでどうぞ
手順はさほど難しくないので、パクリにお悩みなら試してみてください。
4. CCCプラグインの導入(WordPressの場合)
もしブログをWordPressで運用しているなら、パクリ対策にいいプラグインがあります。
それが「Check Copy Contents」(略して CCC )というプラグイン
↑ CCCの設定手順を解説した記事
インストールして有効化するだけで、
ブログ本文のどこがコピーされたかをメールでお知らせしてくれます。
↓ 実際にCCCから送られてきたコピー通知
しかもコピーされた本文の内容だけでなく、
コピー時間・URL・IPアドレス・リファラー(参照元)も詳しく知ることが可能です。
なのでもし全文丸丸コピーされたという通知が来たなら、
その相手はパクリを行っている可能性が高いと分かりますよね。
そして先ほど紹介したようにIPアドレスでアクセス制限をかけるなどの対策が打てるので、パクリ対策に役立てることができるという訳です。
入れておくだけで通知が来るので、パクリ対策に役立つこと間違いなしです。
まとめ
ここまでで紹介したブログ記事のパクリ対策をもう一度まとめておくと次の通り
特にWordPressを使っているなら CCCプラグイン を使うのがオススメ。
全文コピーなどの異変に気づきやすいので導入しておくだけで効果ありです。
以上、ブログ記事パクリを防ぐための4つの対策でした。
フク郎
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