こんにちは、フク郎(@fukuro_press)です。
ついにこのブログの記事が丸パクリされてしまいました・・・
パクリ先は はてなブログ で、パクリ方も文面とか一切変えずオリジナル記事をそのままコピペした粗末なものです。(ちなみに自分自身は非はてブユーザー)
こういう悪質なパクリ、ブロガーの方なら絶対に許せないですよね?
精魂込めた記事を丸々コピペして自分の記事と偽るなんて到底許せない・・・
そう思いますよね?
もちろん私も許せないのではてなブログ運営に直々に通報してみました。
ここではその一部始終について詳しくまとめようと思います。
もし同じようにパクリ被害に遭ってしまった方の参考になれば幸いです。
記事の丸パクリを発見した経緯
まず自分のブログ記事がパクられているのに気付いた経緯について
これはとあるプラグインを導入していたおかげです。
ちょうどこちらの記事でも紹介したCCCというプラグインですね。
コピーされた文章や単語をメールで通知してくれる便利なものです。
CCCがブログ本文内でのコピーを感知すると次みたいなメールが送られてきます。
コピーされた内容が分かるので記事の不足分を補うリライトとかにも役立つツールです。
それで私が異常に気付いたのはCCCからある一通のメールが送られてきたとき
いつもなら2~3行の文章がコピー通知されるだけなんですが、その日だけは違いました。
なんと本文の最初から最後まで丸丸コピーされています。
この時点で「ああこれは間違いなくパクリだな」と確信してしまいました。
まあその段階では実際にパクリ被害に遭ったわけじゃありません。
なのでその時は静観するしかできなかったです。
そして不吉な通知メールを受け取った数週間後、恐れていた事態が起こります。
私はあの通知メールが不安だったので念のためパクられてないか調べてみました。
実はGoogle検索には本文に特定の単語や文章が含まれているか調べられる allintext というコマンドがあるんですよね。それを使って調べました。
例えば「今日もいい天気」という文章が含まれる記事を調べたい場合・・・
検索窓に次のように入力すると該当するページ一覧が表示できます。
allintext:"今日もいい天気"
ただし上の例みたいに "" で囲まないと完全一致にならないので注意です。
そして 「allintext:"パクリ元本文の一部"」 で検索してみると・・・
なんと自分のページ以外にもう1つ別のページが出てきました!
そんなこんなで記事のパクリに気づいたという訳です。
ちなみに次がパクリ元記事とパクリ先記事(Web魚拓)のURL
↓ パクられた記事
https://fukuro-press.com/how-to-make-twitter-application/
↓ パクリ記事(Web魚拓)
https://bit.ly/2GMuFi8
パクっていただいた方には失礼かもですが、お粗末なパクリですね。
記事を丸丸コピペして貼り付けただけ、
デザインも含めて全部丸パクリしていただいたみたいです。
そこで早速この悪質で卑劣な パクリユーザー を はてブ運営 に通報してみました。
はてなブログ運営に通報してみた
私はハテナユーザーでないので、最初どこで違反報告すればいいか分からなかったです。
なので少し試行錯誤してやっと問い合わせフォームを見つけました。ちなみに次がそのURL
https://www.hatena.ne.jp/faq/q/blog?location=https%3A%2F%2Fwww.hatena.ne.jp%2Ffaq%2F#contact
ここからはてブ運営に削除依頼や不具合報告ができるみたいです。
この問い合わせフォームから私は次のような手順でパクリ記事を通報してみました。
まずフォームに名前とメルアドを入力
名前の入力欄が「おなまえ(ユーザー名)」となってたので「もしかして はてブユーザー しか送信できない?」と思ってしまいますが別に誰でも送信できます。
そして「お問い合わせ内容」に削除依頼の申請を書きました。
ちなみに実際に送信した内容をそのまま載せると次のような感じ
非はてブユーザーの者です。
私が運営しているブログ( URL : https://fukuro-press.com/ )があるはてなブログユーザーによって無断コピー・無断転載されたので削除依頼を申請します。無断転載された記事URL :
https://fukuro-press.com/how-to-make-twitter-application/無産転載先のはてなブログページ :
https://himapoyo.hatenablog.com/entry/2018/12/11/Twitter%E3%81%A8WordPress%E3%81%AE%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AATwitter%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9このハテナユーザーの方は他のブロガーの方も記事もいくつかパクられているようです。然るべき対処をお願いいたします。
まあ丸丸コピペだったのでオリジナル記事とパクリ記事のURLだけ報告しておきました。
もし微妙に文面・表現が変わっている、とかなら詳細な報告が必要かもしれません。
そして違反報告を入力したら「この内容で送信する」ボタンをクリック
回答が来るまでは2~3日程度かかるみたいです。
はてなブログ運営にパクリ通報して1日後・・・
そして違反報告をしてわずか1日後、すぐに返信が返ってきました。
最低でも三日くらいはかかりそうだなと思ってたので意外と早くて驚きです。
そのはてブ運営からの返信内容は次の通り
【はてな】お問い合わせの件につきまして
はてなサポート窓口法務関連担当の○○と申します。
お手数をおかけいたしております。通常、はてなに掲載されている情報にご自身に対する権利侵害となる内容が
含まれ削除を希望される場合には、プロバイダ責任制限法に基づき
「はてな情報削除の流れ」に沿い、削除の申立を行っていただいております。ただ、今回お知らせいただいたユーザーについては、弊社利用規約に抵触する
利用が確認されましたので、利用停止措置を行いました。どうぞよろしくお願いいたします。
どうやら問題のユーザーのブログはしっかり削除していただけたみたいです。実際にパクリ先ブログを開いて見たら跡形もなく消えていました。
ということで今回のパクリ騒動は一件落着です。
急な問い合わせにも関わらず迅速な対応を取ってくださった はてなブログ運営様 には感謝です。この場を借りてお礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。m(__)m
やっぱりブログのパクリ対策は大事だと痛感
この一件でやっぱりパクリ対策は大事だなと痛感しました。
ネット上で公開されている以上、自分が作ったコンテンツは誰でもパクられると肝に銘じておいた方がいいですね。
なのでパクリ対策はしすぎておいて損することはないと思います。
もちろんパクリを完全に防ぐ方法っていうのはありません。
ネット上に公開されている以上はパクリのリスクは常にあります。
でも次の対策はある程度までならパクリを検知したり防ぐのに効果的です。
ちなみに詳しいやり方については各記事で解説したので良ければご覧ください。
特にWordPressユーザーならCCCプラグインを使うのがオススメです。
また今回の場合だとハテナユーザーにパクられたので運営様に報告しました。
ですがパクリ先が必ずしもまともな運営とも限りません。
例えば個人運営のブログ・サイトとかだと直接運営者と交渉してもムダです。
相手は知らんぷりを決め込むだけでしょう。
なのでその最終手段としてGoogleへの著作権侵害の違反報告が用意されています。
そのやり方は簡単で次のURLから違反内容を送信するだけです。
https://www.google.com/webmasters/tools/dmca-notice?pli=1&hl=ja
ただしこれは本当に本当の最終手段だと思ってください。
その手順自体は簡単で 1.パクリ先とパクリ元のURLを入力 ⇒ 2.著作権侵害している個所を報告 ⇒ 3.署名(本名)を入力して送信 という流れです。
ですが、削除依頼が通ると本名が全世界に公開されることに要注意。
メール感覚で依頼すると後悔しかねないので気を付けましょう。
ちなみに・・・
削除依頼の具体的な体験談は次の方(いろはさん)のブログが参考になります。
参考記事 : http://irohacross.net/2017/11/google_dmca.html
もしこれから削除依頼を考えている方は是非一読を
まとめ
以上、個人的な運営報告でした。
ブログ運営していく中でパクリは避けて通れないので用心していきたいですね。
そしてこれからブログを始める方、間違っても他人のブログをパクってはダメですよ!
パクったところでブログのアクセスは増えないし、
今回の例みたいに通報されたら ブログごと削除 あるいは Google圏外 です。
そんな大きなリスクを背負ってまで記事を書く必要なんかありません。
そして最後に言いたいのは
パクリは犯罪と同じだから絶対してはいけないし許してもいけない
ということ
もしかしたら「犯罪なわけないじゃん、何言ってんの?」と思う方もいるかもですが、
そういう方はどうぞパクリをして痛い目に遭ってください。
それは個人の自由です。
読者の役に立つオリジナルコンテンツが作れるか、劣化版のコピー記事しか作れないか、
どっちが価値あるものを作れるかは明白です。
フク郎
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コメント
記事はきちんとした著作権に基づいたものですので、許すまじは、当然なのですが、一部だけなら良いだろうとか、あっちこっちから貼り合わせた内容まで入れると本当に多くて困ったものです。
記事をきちんと書いている人の、ノウハウ、情報収集、文章をきちんと読ませる能力、こういうものをなんだと思っているのでしょうか?って私も思います。
格安で、記事を書いてくれる方を収集しているサイトなどが多いので、ホントはこのあたりにきちんと責任を持たせれば良いのではないかとも思うのですが、モラルはもとより、そこに、尊敬、敬意などの、勧化がないことは本当にひどいなと思います。
ここの記事の内容は丁寧で、実際の体験に基づいており良い記事だと思いました。
頑張ってください。