どうもこんにちは、フク郎( @fukuro_press )です。
2019年6月のGoogleコアアップデート、どうでしたか?
多分アクセスが驚くほど激減してしまったブログ・サイトが多いはず
もちろんこのブログも、悪い方面でかなり影響を受けました。
でもこういう大規模アプデだからこそ、
ブログ運営について考え直すいい機会でもあったと思うんですよね。
そこで今回のコアアップデートを通して、
本当に "価値ある記事" とは何か、自分なりに再定義して考えてみました。
目次
今回のコアアップデートは正直きつかった...
今回のコアアプデは今までと違い、
かなり 広範囲かつ大規模なアップデート だったみたいです。
↓コアアプデの事前通知ツイート
Tomorrow, we are releasing a broad core algorithm update, as we do several times per year. It is called the June 2019 Core Update. Our guidance about such updates remains as we’ve covered before. Please see this tweet for more about that:https://t.co/tmfQkhdjPL
— Google SearchLiaison (@searchliaison) 2019年6月2日
ご親切に Google がツイートで事前告知までしてくれる・・・
そういう前例にない(?)アップデートだったわけです。
もちろんこのブログもモロに影響を受けました、主に悪い方で(泣)
実際 Seach Console とか見てみても、
コアアプデのあった6月初めごろがひどい惨状になってます。
コアアプデの影響が出始めたのが6月中ごろ
この時期にピーク時の 2/3ほどまでアクセスが下がってます。
あと気になったのが、アプデ前にアクセスが急増したこと
↓このグラフの赤丸で囲った部分
「なんかアクセス増えてる!」
みたいに喜んでたんですが、完全にぬか喜びでした・・・笑
先にコアアプデの影響を受けたとこのアクセスが減って、
単純にその分がこのブログに流れてきただけだったみたいです。
このブログのコアアップデートの影響はこんな感じ
現在はアプデの影響がなくなったのか、徐々に戻り始めてくれてます。
とはいえ、アクセスが減り続けてる時は不安でした。
でも、だからこそ、
価値ある記事はなにかについて真剣に考えられたと思います。
Googleはこれから E-A-T を最重視してくる
ではこれからのブログ・サイト運営はどうすればいいのか・・・
それについては Google が分かりやすい目安を用意してくれてます。
それが最近よく聞く E-A-T という言葉
この E-A-T は次の3つの頭文字を略したもの
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- TrustWorthiness(信頼性)
なんか難しそうな言葉が並んでますが、別に大したこと言ってません。
単純に「次の3つが大事だよ」と言ってるだけです。
- 専門性
⇒ 内容の濃くて深い記事を評価するよ - 権威性
⇒ 誰でも理解できる内容であることも大事 - 信頼性
⇒ 当たり前だけど嘘なんかついちゃダメ!
まあこの E-A-T 、本当は運営者が率先してやるべきことなんですが・・・
でもあんまりにもペラッペラで低品質なコンテンツが増えすぎた
これがこういう言葉が生まれた悲しい背景かもしれません。
ちなみに記事数が多いのにアクセスが増えない場合、
この E-A-T という基本すらできてないことが考えられます。
↓もし心当たりのある方は次記事をチェック
アクセスを増えないなら、努力の方向性を正すのも大事
間違った努力を続けても、アクセスが増えることは絶対ありません。
低品質記事への風当たりはますます厳しくなりそう
まあそんなこんなで、
検索エンジンの王者が E-A-T 、E-A-T と言ってるんです。
これから 低品質コンテンツ への風当たりは厳しくなっていくでしょうね。
例えばその具体例を出すとするなら・・・
- まとめサイト( N@verまとめ とか)
- パクリだらけのゴミサイト
- 薄い記事しかないペラブログ
↑こういうのが淘汰されていく訳です。
他から引用ばかりで付加価値がなかったり、パクりまくったり・・・
検索ユーザーで成り立ってるGoogleなら、
当然こういうのはなくしていきたいのが当然です。
自分なりに価値ある記事を考え直してみた
今紹介したのが "Googleが考えている" 価値ある記事の定義
私も E-A-T というのは価値ある記事を作るのに最重要だと思ってます。
でもそれだけじゃないと思うんですよね。
個人的に 価値ある記事 を定義するなら、
- 個人的な体験 or 経験が書かれてたり、
- 個人的な意見 or 視点で書かれてたり、
- 他にない貴重な情報があったり、
- 他では見れない情報がたくさんあったり...
↑漠然としてるけど、こういうことが大事かなと感じます。
例えば「●●の意味」とか「○○のやり方」とか
そういう単純なキーワードでも、
自分なりの体験を交えて解説したり、他にない付加価値が付いてたり・・・
それだけでも価値ある記事になりえます。
もしそれが超ニッチなキーワードだったら、
世界に1つしかない本当に価値ある記事にできますよね。
ちなみに過去の自分の場合、
昔は二番煎じみたいな記事を書いてしまってました。(他ブログでの話)
でもある時点で「やっぱりダメだ」と心を入れ替えました。
そういう意味では、自分は本当に本当に運がよかったです。
もしそういう運営方針を今でも続けてたら、
今回のコアアップデートで再起不能になってたかもしれません。
「長文を書けば上位表示される」という風潮も疑問
あとそれから、「長文を書けば評価される」みたいな謎風潮
これも私は疑問に思ってます。
だってGoogleが評価してるのは、文字数じゃないですよね?
Googleに評価されるのは、
読者の悩み・疑問を解決できるかとか、中身の方のはずです。
分かりやすいのは 言葉の意味 を調べた場合
例えば「たらい回し」という意味をGoogleで調べたとしましょう。
↓Googleで「たらい回し 意味」で検索してみた
そうすると上位に出てくるのが、意味を "簡潔" に説明した辞書サイト
↓たとえば Weblio での説明、超シンプル
間違っても「たらい回し」と調べて、
何千字・何万字とかダラダラ書かれた記事は出てきません。
まあ言葉の意味知りたいだけなのに、
そんな論文みたいの出てきたらドン引きですけどね・・・
もちろん長文で上位表示されてるサイト・ブログも多いです。
でもそれは長文が評価されてるんじゃなくて、
しっかりした内容だったり、価値ある内容が評価されてるにすぎない
あくまで文字数というのはオマケ程度、自分はそう思ってます。
これからは量より質が求められる時代!
少しまとまりがなかったですが、これが今回のコアアプデで考えたこと
自分も今回のコアアップデートで色々学んだこともありました。
やっぱりこれからは量よりも質、
つまり記事数(または長文)よりも記事の内容が大事ってことです。
グレーで危ない道を歩かず、
ホワイトで正しい道を歩んでいきたいです、それが一番
フク郎
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