グーグルアドセンスの規約・・・これは "超" が付くほど厳しいです。
せっかくアカウント取得できても規約違反してしまったらイエローカード、最悪なケースだと一発レッドカードで退場(アカウント停止)させられてしまいます。
そこでアドセンスアカウント停止を防ぐための対策についてまとめました。
目次
アドセンスアカウント停止を防ぐ対策一覧
アドセンスで怖いのは知らず知らずの内に規約違反してしまうこと
もし自覚がないとしても「無自覚なら今回は許します!」とは中々ならないはずです。ペナルティを受けるか、最悪アカウント停止されてしまいます。
なのでアカウント停止を防ぐために絶対しておくべき対策は次の通りです。
対策1.規約違反になる配置で広告掲載しない
まず1つめは規約違反にならない配置で広告掲載する、という対策
特にアカウント取得したばかりだと違反する配置をしがちなので気を付けましょう。アカウント停止はなくてもペナルティ程度ならあり得ます。
例えば違反となる広告配置例を挙げるとするなら次の通り
- 画面を独占してしまう広告の表示
- スマホでの縦長(スクレイパー)広告の表示
- スクロールしても追尾してくる広告の表示
特に最後の追尾してくる広告は知らないうちに違反しがちです。例えばサイドバーにアドセンス広告を固定するような感じで
実はあの追尾広告、一部の特別アカウントでのみ許可されている配置です。なので迂闊に真似しないように注意ですね。
※ "追尾広告" だけは規約変更によりOKになりました。(2020年01月)
より詳しいNG配置例については次記事で解説したのでご覧ください。
ブログで広告掲載する際は上記事のNG配置に気を付ければペナルティ・停止を受けるリスクが減らせるはずです。
対策2.アドセンス狩り対策をしておく
2つめはアドセンス狩りへの対策をしておくこと
これは自分のミスというより悪意のある第三者からアカウントを守るための対策です。
そもそもアドセンス狩りとは他人のブログにある広告を・・・
- 興味もないのに何十回もクリック
- 期間を開けず短期間で大量クリック
・・・などすることでアカウント停止させようとする嫌がらせ行為のこと
これが成り立つのは「自分で広告クリックしてはいけない」という規約があるからです。
昔はアドセンス狩りでアカウント停止の憂き目を受ける方も多かったみたいですね。本当に理不尽極まりないです。
ただし、現在はグーグルでも不正クリック対策されたためか、理不尽な停止を受けるケースも減ってます。なのでそれほど心配する必要はないかも
・・・とは言うものの不正クリックがあまりに多いと不安にもなりますよね。
なので心配なら次の「無効クリック連絡フォーム」から不正クリックの報告もできます。
https://support.google.com/adsense/contact/invalid_clicks_contact
報告には氏名・メアドなどの個人情報、不正クリックと思われる内容を入力して送信すればOK。もし本当に問題があるなら直々に返信がくるみたいです。
まあ返信は大抵来ないみたいなので無理にする必要はありません。
またWordPressの場合だと不正クリックそのものを防げるプラグインもあります。
それが次記事で紹介した AICP というプラグイン
インストールして有効化すれば不正クリックを自動で検知し、その相手を自動的にアクセス禁止にしてくれます。
不正クリックが鬱陶しいという方はこのプラグインを導入するのもアリです。
対策3.規約違反になる記事を公開しない
3つめは規約違反になる記事を書かない・公開しない、という対策
これは対策というか普段からの心がけみたいなものですね。アドセンスの規約に少しでも触れそうな内容は公開しないのが無難です。
ではどういうページが規約違反になってしまうのか・・・
その例を挙げるとするなら次のような内容のページが当てはまります。
- 成人向けの文章などを書かれている
- 個人・集団・を誹謗中傷している
- お酒について言及したり販売している
- タバコ関連の商品を宣伝・販売している
- ポイントサイトの紹介をしている
ブログに当てはまりそうなページ例だと上5つが多いと思います。
特にお酒については販売・宣伝だけでなく言及だけでも違反になる可能性があるので、不安ならお酒関連の記事にアドセンスは載せないのが無難です。
また当然ですが誰かを誹謗中傷する記事は書かないようにしましょう。炎上だけの騒ぎで済まなくなるかもしれません。
より詳しい規約はプライバシーポリシーの「禁止コンテンツ」に書かれています。
https://support.google.com/adsense/answer/1348688
アドセンス広告を掲載している方は是非一読を。どんなに健全そうなブログでも記事内容によっては規約に触れるリスクが0とは言い切れません。
対策4.規約違反になるコメントは承認しない
4つめは規約違反になるコメントは承認しない、という対策
先ほどの記事内容の場合ならブログ運営者が気を付けるだけでOKでした。
でもコメントは外から書かれるので「禁止コンテンツ」に当てはまるものも送られてきます。
例えばその禁止コンテンツに当てはまるコメントは次のようなもの
- 個人・団体を誹謗中傷するようなもの
- 過度な暴言や罵り言葉を含んでいるもの
- 成人向けの内容を含んでいるもの
こういったものは承認するとブログのイメージも悪くなるし、基本無視するのが安全ですね。
ちなみに個人的には承認していいコメントは次の3つだけだと思っています。
- 記事の内容を補足していただけるもの
- 記事の誤りなどを訂正していただけるもの
- 記事の感想について書かれたもの
私自身は「コメントも記事の一部」と考えているので、記事の内容に関係ないものは基本承認しません。
もし承認するか迷ったなら上のような基準を作っておくと迷わずに済みます。
対策5.アドセンス以外の代替手段を用意しておく
最後はアドセンス以外の手段を用意しておく、という対策
アドセンスはクリック報酬型の代表みたいになってますが、実はクリックされるだけで報酬になる広告サービスはいくつもあります。
なので万が一の時のためにそういうサービスに登録しておくのも手です。
特にアドセンスの代わりになる最有力候補は次の3つ
この3つは審査がゆるく、アドセンス程でないけれどクリック単価も高め
アドセンスの完全な代わりにはならないものの、
アカウント停止を受けても、被害を最小限食い止めることが可能です。
あとそれから・・・
ブログにアフィリエイトを導入するのもリスク回避策の1つ
多分、楽天アフィリエイトなどで既にやってる人も多いことでしょう。
でも、色々な ASP に登録しておけば収益化の選択肢がもっと増やせます。
しかも選択肢が増えるだけではなく・・・
- ボーナス的な報酬があるASP
- 税金分プラスで報酬が貰えるASP
・・・などなど、お得な報酬制度があるASPに登録しておけば、ブログ収益化がもっともっと楽しくなること間違いなしです。
ちなみに、 そういう個人ブロガーにお得なASP一覧 は次記事でまとめた通り
お得な報酬制度があって個人ブロガーに優しいASPだけを特集しました。
何度も言うように「アドセンス一本だけに頼る」・・・これは超高リスクです。
そのリスクヘッジのためにも、できるだけ多くのASPに登録しておきましょう。
まとめ
以上、アドセンスアカウントを守るための対策についてでした。
紹介した対策一覧をリストでまとめると次の通りです。
- 規約違反する配置で広告掲載しない
- アドセンス狩り対策をしておく(念のため)
- 規約違反になる記事を書かない
- 規約違反になるコメントを承認しない
- アドセンス以外の手段も用意しておく
この中でも配置と記事内容については要注意ですね。
アカウント停止を受けないような健全なブログ運営を目指していきましょう。
フク郎
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