今見ているアナリティクスのユーザー数やセッション数、直帰率、etc・・・
そのデータには人間だけが含まれているとは限りません。
実はそこにはブログやサイトを定期的に巡回しているクローラーも含まれているのです。
そこでここではクローラーをアナリティクスから除外する方法を紹介します。
ほんの数分でできるので、正確なアクセス数を計測するために絶対に設定しておきましょう!
クローラーとは何か
クローラーというのはサイトやブログの情報を集めるためのボットのこと
収集されたページの情報はGoogleなどの検索エンジンに伝えられ、データベースに登録されることで検索結果に表示(インデックス)されます。
これを図で表すなら次のような感じ
クローラーがデータを収集 ⇒ 検索エンジンがその情報を受け取る ⇒ データベースに登録されてインデックス
大まかに書くとこういう流れです。
この中でクローラーは検索エンジンにページ情報を伝えるという大事な役割を持っています。
ですが実はこのクローラーもアクセス数に含まれてしまうのが厄介な所。
しかもブログやサイトの規模が大きくなるとそれに伴ってクローラーの巡回頻度も上がり、余計なデータが含まれやすくなってしまいます。
なので今見ているアナリティクス上のデータ( 直帰率 や セッション数 、セッション時間 、etc... )は必ずしも正確だとは限らないわけですね。
クローラーを除外する方法
ではアナリティクス上からクローラーを除外する手順を紹介しましょう。
その手順はとても簡単で次の通り
まずGoogleアナリティクスにアクセスし、トップ画面左のメニューから「管理」をクリック
すると管理画面が開くので、その画面内にある「ビューの設定」をクリック
ビューの設定画面が開いたら下の方にスクロールすると次のような「ボットのフィルタリング」設定の項目が見つかるはずです。
クローラーを除外するにはこの項目のチェックボックスにチェックを入れるだけ
あとは画面下にある「保存」ボタンを押せばクローラーの除外設定は完了です。
手順はたったこれだけです。
多分1分もかからないので、まだ設定していないなら必ず設定しておきましょう。
正確なデータ取得のために他にしておくべき設定
Googleアナリティクスで正確なデータを記録するために、クローラーの除外以外にも設定・確認しておいた方がいいことがいくつかあります。
それが次の2つ
クローラーだけでなく、除外設定していないと自分自身もアクセスも含まれてしまうので除外しておくことをおススメします。
またWordPressを使っている場合はプラグインやテーマの関係でタグの重複が起きることもあるので、それも要チェックですね。
ちなみに次の記事でもこれらの方法についてまとめました。
これらの方法を試せば正確なデータが得やすくなるのでおススメ
まとめ
普段何気なく使っているアナリティクスですが、クローラーが含まれてしまうと正確なデータが把握しにくくなります。
なのでクローラーを含まない本当に正しいデータを集めるためにクローラーの除外は絶対しておきましょう。特に規模がでかかったり更新頻度が多いなど、クローラーの巡回頻度が高いサイトやブログでは必須です。
以上アナリティクスからクローラーを除外する方法についてでした。
フク郎
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