記事を多くの人に読んでもらうにはSEO対策などをして検索順位で上位に入ることも大事ですが、TwitterなどのSNSを使って多くの人に記事を拡散してもらうことも重要です。
なのでSNSで拡散されやすい仕組みができていれば多くの人にシェアしてもらえ読んでもらえる確率が高まります。
そこでここではWordPressで手軽にできるSNSでの記事を共有・拡散されやすくするための6つの対策について紹介します。
目次
SNSで拡散してもらうメリット
サイトやブログへのアクセス流入経路にはいろいろありますが、Googleアナリティクスなどのツールではアクセス経路は大きく分けて次の4つに分類されています。
- Organic Search(オーガニックサーチ)
Googleなどの検索エンジンの検索結果からの流入
- Direct(ダイレクト)
ブラウザのURL欄へのURLべた打ちやブックマーク、RSSからの流入
- Social(ソーシャル)
Twitter、Facebook、はてなブックマーク、Pocket、Feedlyなどのソーシャルメディアからの流入
- Referral(リファール)
オーガニック(検索エンジン)やソーシャル(SNS)以外のWebサイトのリンクからの流入
この中で安定したアクセスを集めのに重要なのは検索エンジンからの流入(オーガニックサーチ)で、一度上位に入ればアクセスが集めやすくなるものの時間がかかります。
そこでオーガニックサーチに加えてアクセス数の底上げに大事なのがTwitter、Facebook、その他のSNSなどのソーシャルからのアクセスです。
そしてSNSからの流入を増やすことはアクセス数UPになるのはもちろんのこと、次のようなメリットもあります。
- 共有された記事がさらに共有されることで広く拡散してもらえる
- SNSページを持っていれば自分で共有して宣伝も出来る
検索エンジンからの流入の場合、一度記事を読まれればそれっきりで読者もそれ以上のアクションは起こしません。
しかしSNSで共有されやすい仕組みを作っておけば読者が記事を共有する確率が高まり、さらにそれを見たSNSユーザーがさらに共有することで連鎖的&短期的に大量のアクセスを集めることも可能になります。
なので検索流入だけに頼らずにSNSからのアクセスを集めるには読者の役に立つまたは共感を集める記事を書くのに加え、次に紹介するような共有されやすいシステムを作ることも大事です。
記事の拡散力を高める6つの方法
記事の拡散力を高める方法は次の6つ
- AddToAny Share Buttonsの導入
- Twitterタイムラインの埋め込み
- 記事公開時の自動ツイート設定
- プロフィールにフォローボタン設置
- Google+ページとの連携
- 読みたくなる魅力的なタイトル付け
これらの導入・設定手順について順に説明していきます。
まず共有されやすくするためには記事内に共有ボタンを表示しなくてはなりません。
ただタイトル下や記事下などの特定の領域に共有ボタンを表示してももちろん効果はありますが、さらに効果があるのは「AddToAny Share Buttons」というプラグインを導入することです。
このプラグインを導入するとパソコンなどの画面幅の広い端末では常に左右の開いているスペースに共有ボタンを固定表示できるようになります。
また画面幅が狭くスペースが限られているスマホやタブレットでは次のように画面下に小さな共有ボタンを表示させることが可能になります。
このプラグインの導入・設定方法については次に記事で紹介してあります。
記事の拡散力をもっと高めたいという場合はまずこのプラグインを使ってみてください。
Twitterタイムラインの埋め込み
もし自分のTwitterアカウントを持っている場合は次の画像のようにTwitterページから自分のタイムラインをサイドバーなどの固定領域に埋め込んで表示することができます。
ただタイムラインの埋め込みコードを貼り付けるだけでいいので導入も楽です。
その埋め込み方については次の記事で紹介してあります。
自分のツイートをブログを訪れた人に見てもらいたいという場合はこの方法でタイムラインを埋め込んでみましょう
記事公開時に自動ツイート
もし自分のTwitterアカウントでそこそこフォロワー数があるなら記事公開時に自動ツイートの設定をしておくといいと思います。
全てのフォロワーが見てくれるわけではないですが、一定数のフォロワーは記事を読んでくれる上に記事が役立つものだったら拡散してくれるかもしれません。
自動ツイートを設定するのに便利なのは次の記事で紹介した「Twitter Auto Publish」というプラグインです。
プラグインの使用にはTwitterアプリの作成が必要ですが、記事の手順に沿えばそんなに面倒でもないのですぐ導入できると思います。
プロフィールにフォローボタン設置
記事公開時に自動ツイートなどの設定をするとフォロワーが見てくれる確率が高まりますが1つ条件があります。
それは「自分のTwitterアカウントが多くの人にフォロー数がされていること」です。有名人のように多い必要はありませんがフォロワー数の少ないアカウントでツイートしてもほとんど拡散効果はありません。
そこでフォロワー数を正当に増やすのに効果的なのが次の画像のようにサイトのプロフィールに自分のTwitterアカウントのフォローボタンを表示することです。
プロフィールの作り方については次の記事で紹介してあります。
記事を拡散してもらうにはまずフォロワーの数も重要なのでプロフィールには自己紹介だけでなくフォローボタンを設置するとフォロワーが増える上に読者との接点も持てて一石二鳥です。
Google+ページとの連携
記事の拡散に使えるSNSはTwitterだけではありません。
Google+ページを持っているならそれもWordPressと連携させることができます。
連携に必要なのは「Hootsuite」というWebサービスで、次の手順で連携可能です。
- HootsuiteにGoogle+ページを登録
- ブログのRSSフィードURLの確認
- RSSフィードをHootsuiteに登録
この設定をしておけば記事公開時に自動的にGoogle+ページに投稿が表示されるようになります。
詳しい手順については次の記事で紹介したのでそちらをどうぞ
ブログのRSSフィードを登録するだけの本当に簡単な作業なのでほとんど手間がかからず設定できます。是非お試しを
魅力的なタイトルをつける
SNSなどで記事を拡散する場合、記事のデスクリプションは短めに省略されるかあるいは表示されないこともあります。
例えばPC版のTwitterの場合、記事をツイートするとその下にデスクリプション(抜粋)も表示されます。
しかし同じツイートをスマホなどで見てみると次のようにデスクリプションは省略され、タイトルだけが表示されています。
このようにスマホなどではデスクリプションは表示されずタイトルだけということがほとんどなので読まれるようには興味を引くような魅力的なタイトルをつける必要があります。
またタイトルは次の記事でも紹介したように検索エンジンの結果ページに収まりきる32文字以内が良いと言われているのでその文字数を意識しながらタイトルはつけましょう。
まとめ
ここまでで紹介した記事の拡散力を高める方法をまとめると次の6つ
- 「AddToAny Share Buttons」を導入する
- Twitterタイムラインの埋め込み
- 記事公開時に自動ツイートする
- プロフィールにフォローボタンを設置する
- Google+ページとの連携
- 読みたくなるような魅力的なタイトルをつける
このようにブログ内でプラグインやWebサービスを活用することで記事の拡散力を高めていくことが可能なので、是非試してみてくださいね。
以上WordPressで手軽にできるSNSでの記事を共有・拡散されやすくするための6つの方法についてでした。
フク郎
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