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WordPress更新失敗時の手動バージョンアップ手順【FTP使用】

あるブログでWordPress更新したとき・・・
なぜか更新ができないという事態に遭遇しました。

そこで 手動バージョンアップ を試してみることに。

ココではその経緯と、
誰でもできる WordPressを手動バージョンアップする手順 をまとめます。

WP更新ができず お困りの方はお試しください。

経緯."ファイルがコピーできません" で更新失敗...

まず簡単に手動バージョンアップを試した経緯について。

冒頭に書いたように、
あるブログでWordPress5.3に更新しようとしていたんです。

すると 更新時に次のエラー が出てしまいました。

https://downloads.wordpress.org/release/ja/wordpress-5.3.zip から更新をダウンロード中…

署名が見つからなかったため、wordpress-5.3.zip の信頼性を確認できませんでした。

更新を展開しています…

ファイルをコピーできませんでした。: wordpress/wp-includes/js/customize-views.js

インストール失敗

今までこんなエラー見たことないので困惑。

でもこういうエラーが出るのは当然原因があります。

原因として考えられること一覧

  • ファイル自体が見つからない
  • ファイルをコピーする権限がない
  • サーバーで操作が制限されている

ファイル自体は存在したので、2番目か3番目が怪しかったですね。
でもサーバー側で操作する権限がなかったので困りました。

そこで、手動バージョンアップする手順を試したという訳です。

その手順は以下のようになります。

1.まずは最新版WordPressをダウンロード

まずは 最新版WordPress をダウンロードします。

最新版WPのダウンロードはコチラから

https://ja.wordpress.org/download/

 次のボタンを押せばダウンロードが始まる

まずは最新版WordPressを公式からzipでダウンロードする

現時点での最新バージョンは 5.3 でした。

DLした wordpress-5.3-ja.zip を解凍し、
PC上で解凍して分かる場所に置いておけばOKです。

2.WebFTPなど使わずFTP接続する

管理画面所でアップデートができない場合・・・

FTPを使ってフォルダごと置き換えする作業が必要になります。

そのため、今使っているサーバーにFTP接続しましょう。

ちなみにサーバーの WebFTP とかは使わない方がいいです。

なぜなら次の制限があるから

  • フォルダごとアップロードできない
  • 一度にアップできるファイル数に制限がある
  • 大容量のファイルのアップに失敗する

こういう欠点があるので、いろいろ不便です。

そのため専用のFTPソフトを使うのが安全ですね。

もしWindows環境なら FileZilla を使うのがオススメ

公式URL : https://ja.osdn.net/projects/filezilla/

FileZilla - 手動バージョンアップに使うFTPソフトはこれがオススメ。FFFTPは使わない方がベスト

このソフトが現時点では一番使いやすいですね。

ちなみに・・・ FFFTP を使うのはNG!

これは使っちゃダメ!

これもFTPソフトの定番といえば定番なんですが・・・

一度のアップロードファイル数 に制限があります。

そのため更新ファイル数が多いと高確率で失敗します。

3.一旦プラグインを全部無効化しておこう

ココは一応やっておいた方がいい作業

一旦全部のプラグインを無効化しておきます。

  • プラグインの自動処理を停止させるため
  • プラグインに更新の邪魔を失敗させないため

有効化状態だとバージョンアップ失敗のリスクあり

手動バージョンアップなら無効化しておくのが安全です。

4.最新版WPを旧WPフォルダごとに上書き

ココからが一番肝心な作業です。

旧WPのフォルダ・ファイルを新WPのモノに置き換え

本当に慎重に、1つ1つ注意深く作業してください。

そのやり方は以下の手順。

まずFTP接続したら、WordPressインストールした一番上のフォルダを開きます。

そしたら次の2つの名前のフォルダありますよね?

  • wp-admin
  • wp-includes

この2つをサーバー側(リモート側)で丸丸削除します。(下図も参照)

まずリモート側の wp-admin と wp-includes を丸丸削除する

これらは別に記事データとか画像とかのデータは含んでいません。

なのでフォルダごと削除しちゃってOKです。
(心配ならバックアップを取っておくと安心して作業できる)

そしてFTP経由で次の2つをアップロード

  • ローカル側の wp-admin
  • ローカル側の wp-includes

フォルダ移動のイメージ図

次にローカル側の wp-admin と wp-includes フォルダをリモート側にアップロードする

その次にローカル側の 【wp-content】 をそのままアップロードします。

FTP操作のイメージ図

wp-contentは削除せず、ローカル側からリモート側へ上書きすればOK

ちなみにリモート側で wp-content を削除してはダメ

ココには大事なデータが入っているので、上書きでOKです。

最後にルートフォルダにある 【ファイル全て】アップロード

ローカル側 ー> サーバー側 に全ファイル転送

最後にローカル側からリモート側に対して、ルートフォルダにある全ファイルをアップロード

ファイル上書きで全く問題ないです。

重要な設定(ユーザー情報・データベースなど)は影響を受けません。

5.データベースを更新する

最後の仕上げはデータベースの更新

FTPでのアップロードが完了したら、
WordPress管理画面を開いてみてください。

このような画面が表示されてますよね?

WordPress手動バージョンアップの最後の仕上げ。データベース更新は忘れずに・・・

この画面の【WordPressデータベースを更新】をクリック。

しばらくするとWPバージョンアップが完全に完了します。

以上ですべての作業完了!お疲れでした。

もし手動バージョンアップに不安があるなら...

バージョンアップは以上の手順をすれば成功します。

とはいえ こういう不安のある方もいるはずです。

  • FTPの操作方法がよく分からない
  • 誰か詳しい人に相談したい
  • できれば自分で作業をしたくない

むしろ こういう方の方が多いかもしれませんね。

もし作業ができずお悩みなら、
作業代行サービスも行っているのでご相談ください。

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以上、WPを手動バージョンアップする方法でした。

管理画面で更新失敗するときは、ここまでの手順を試してみてください。

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フク郎

昔はプログラミングに熱中していたが、ブログとWordPressに興味を持ち始め今はサイト・ブログ作りが生きがい。自分の「好き」をブログに変えたい、情報発信したい人に役立つWordPress術・サイト構築術を発信中。一日一歩楽しんでブログ構築できるように読みやすい&楽しい記事作りを心がけています。メールアドレス : fukuropress@gmail.com