ブログ記事の読みやすさに一番関わる重要な部分・・・
それは表現とか言い回しなどの文章の書き方です。
これを意識しないと文章にまとまりがなくなり「この文章読みずらいな・・・」となってしまうので気を付けないといけません。
そこで私自身がブログを書くときに実践している文章の書き方のテクニックをまとめました。普段から意識すれば誰でもできることなので是非お試しください!
では早速そのテクニック達について紹介していきます。
テク1.語尾の形式は必ず統一する
ブログ記事を書くとき語尾の種類がバラバラになっていませんか?
例えば語尾の種類には大きく分けて3つあります。
- ですます調 : 丁寧な言い回し
- だである調 : 少し固い言い回し
- タメグチ調 : 話し言葉的な言い回し
ブログとかだと「ですます調」、「タメグチ調」の2つが使われることが多いです。
「だである調」は論文みたいであまりブログに向いてないのかもしれません。
それでこの語尾の種類は必ず1つに統一するようにしましょう。
もし語尾の種類が混在してると読みにくい事この上ないです。
例えば次の語尾種類が混在している文章を読んでみてください。
こんにちは、○○です。
今日はいい天気である。私はこんな日は外で散歩するのが好きなんだよね。
でも逆に曇りの日は家の中で読書するのが好きです。
かなり違和感がありますよね?(内容はともかく・・・)
語尾が不安定だと、ちぐはぐな内容に聞こえてしまいます。
なので語尾は 自分の出したいキャラクターによって統一すべき です。
まあ強烈なキャラでもない限りは「ですます調」で十分だと思います。
「タメグチ調」とかだと記事が書きにくいので・・・
語尾が不安定だと語尾が注目されてしまいます。
そんな本末転倒なことにならないよう普段から意識しておくとベストです。
テク2.語尾にバリエーションを持たせる
2つめは 語尾にバリエーションを持たせる というテクニック
常に文章が「です」だけで終わっていると語感も悪いし、語尾の方に悪い注目が集まってしまいますよね。
それを回避するには同じ語尾が連続しないように意識すればOKです。
・・・とはいえ書くことに慣れないと語尾をパッと思いつくのは難しいかもしれません。
なので語尾のストックを用意しておくとスラスラ文章が書けるようになってきます。
例えば「ですます調」なら使える語尾一覧は次の通り
語尾 | 用途 |
---|---|
~です・~ます | ノーマルな語尾。一番使用頻度が多い |
~ですよね | 読者に疑問を投げかけたり念押ししたりする |
~でしょう | 不確定なことを言いきらないために使用する |
~かもしれません | 可能性があることに対して断言しないために使う |
~ください | 読者に提案したり軽い指示を出すときに使う |
~ました・~でした | 純粋に過去のことを書く場合や文章の締めなど |
体言止め | あえて語尾を付けない。注目してほしいときに使う |
私自身、同じ語尾が連続しそうになったら上の表を頭の中に用意し、代わりに使えるものがないか探すようにしてます。
そうすると同じ語尾が連続しない自然な文章が書けるはずです。
テク3.誤字脱字をなくす
ブログを読みにくくさせる天敵は語尾だけではありません。
文章内の誤字脱字も文章を読みにくくさせてしまう要因の1つです。
例えばありがちな誤字脱字の例を挙げるとすると・・・
- 単語などの誤変換
例 : ○ 感想 ⇒ × 完走
- 言葉・慣用句の誤用
例 : ○ 違和感を覚える ⇒ × 違和感を感じる
- ら抜き言葉
例 : ○ 食べられる ⇒ × 食べれる
- 助詞不足
例 : ○ テレビを見る ⇒ × テレビ見る
- 冗長表現
例 : ○ 頭痛がする ⇒ × 頭痛が痛い
・・・などなど
誤用とか言い回しは間違い修正が大変ですよね。
自力でミスを直すというのは時間もかかるし非効率です。
そういうムダ手間をなくすなら 文章校正ツールを使うのが一番 だと思います。
例えばWordPressユーザーなら次記事で紹介したプラグインがオススメ
書いた記事を「この表現はくどい」とか「この言い回しは間違い」などのように校正情報付きでプレビューできる優れものです。
ただし、使用には Yahoo API が必要なので、導入が少し面倒なのが欠点ですね。
でも文章校正に役立つプラグインなので興味のある方は是非お試しを
また、もしWordPress以外の環境でブログを書いているなら、校閲・推敲支援ツールを使ってみる・探してみるのもいいと思います。
自力で間違い探しするより精度もいいし楽ができるので
そうすると結果的に時間も節約できて、質の高い記事を書くことにもつながります。
テク4.文章の読み直し・リライトをする
あなたはブログで記事を公開したら、そのまま放置したりしていませんか?
もしそうなら定期的に自分の記事を読み直してリライトしていかないと、自己満足だけの記事になってしまいます。
例えばある記事を完成させたら、その直後と1~2日後に読み直してみてください。
多分、 完成直後に読んだ印象 と 数日たった後に読む印象 は次みたいに全く違うはずです。
- 完成直後の印象 ⇒ 良い記事に仕上がってる!
- 数日後の印象 ⇒ う~ん、なんか微妙・・・
同じ「自分」が読んでるのに印象が変わるって不思議ですよね。
この原因は完成直後だと熱が入っていて記事を客観的に読むのが難しくなるからだと私は思ってます。あと主観的になりすぎて悪い点が探しにくいのも原因かもしれません。
なので記事を完成させたら定期的に読み直すことも大事です。
もちろんただ読み直すだけだと意味がないので、改善点を見つけたら、
- 言い回し・語尾を読みやすくする、
- ムダな表現・言葉を削除する、
- テキストリンクの文言を変えてみる、
などリライト作業を積極的に行っていくのがいいですね。
そうすれば多くの人に見てもらえたり、価値の高い記事になっていきます。
テク5.難しい漢字にはルビ振りをする
最後は人によっては必要なこと
ブログで難しい漢字を使うことってありませんか?
それなら漢字にルビ振りした方がグッド
ルビも文章をスラスラ読んでもらうのに助かります。
そのやり方ですが、次のどちらか2つです。
- rubyタグを手書きする方法
- プラグインを使う方法
詳しくは次記事をご覧あれ
私はプラグインを増やしたくないので、
ルビ振りする時はrubyタグを手書きしてます。
それが面倒な人はプラグイン導入がオススメ
そもそも難読漢字は使わない方がいいですけどね・・・
まとめ
紹介したテクニックの大事な部分をまとめると次の通り
- 語尾の形式は必ず統一する
⇒ 「ですます調」「だである調」「タメグチ調」を混在させるのはNG!
- 語尾のバリエーションを増やす
⇒ 同じ語尾が連続で続くなら、語尾を変えると単調になるのを防げる!
- 誤字脱字をなくす
⇒ 人力だと限界があるので、専用の文章校正ツールを使うのがベスト!
- 読み直し・リライト
⇒ 定期的に読み直して改善していけば、ブログの価値も上がってグッド!
- 難しい漢字にはルビ振り
⇒ 難読漢字を使いがちな人向け。ルビ振りするのもグッド!
以上、私個人が実践している読みやすいブログ記事の作り方についてでした。
ちなみにレイアウト・装飾のコツも紹介したので良ければそちらもご覧ください。
フク郎
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