ーーWordPressのサーバー選びは何を基準にすればいいんだろう?
これからブログなどを始めようとする人の中でこう思っているブロガーの方は多いかもしれませんね。
結論から言うとブログを長く続けていくなら安定性や高速性のあるスペックの高いサーバーがWordPressの場合は必須です。
そこでここではWordPress運用するためのレンタルサーバーを選ぶ時に大事な4つのポイントについて紹介していきます。サーバー選びの時の参考にしてください。
目次
サーバー選びで大事な4つのポイントとは?
ここで特に強調したいレンタルサーバー選びで大事なポイントは次の4つです。
- 高速性・安定性があるかどうか
- データベースが使えるかどうか
- 転送量が多いかどうか
- ディスク容量が多いかどうか
WordPressでブログ運用するなら最低限これらの条件は満たしていなくてはなりません。
この4つのポイントを全て満たすおすすめレンタルサーバーは次の記事で既に紹介しました。
しかし、上の記事ではここで挙げているポイントがなぜサーバー選びに重要かまでは深く解説しなかったので、ここで詳しく補足していきます。
では順番にこの4つのポイントの重要性について見ていきましょう。
✅ 高速性・安定性があるかどうか
まずWordPressでブログを作ろうと考えているならこの高速性・安定性があるかどうかが一番重要なポイントです。
なぜこれが一番大事だと言えるかというとWordPressは高機能で便利な代わりにサーバーに負荷がかかりやすいからです。
例えばサーバーに負荷になりやすい機能をいくつか挙げるとするなら・・・
- テーマ
きれいなデザインのブログを作るのにかかせないもの。ただしテーマで使うCSSやスクリプトなどが表示速度低下の原因に・・・
- プラグイン
WordPressの機能を拡張するためのもの。便利だけどインストールしすぎるとこれも速度低下の原因に・・・
またWordPress自体もページの表示時にCSSやスクリプトを読み込むのでページ表示速度は遅くなりがちです。
なので安定性があって高速で動くサーバーを選ぶことが大事になってくるのです。
では安定性や高速性のあるサーバーを選ぶときに何に注目すべきかというと次の3つです。
- CPUの性能が高いかどうか
CPUはサーバーの処理速度の根幹になる部分。高速・安定稼働にはハイスペックなCPUが必要
- 稼働率が高いかどうか
稼働率が高いほどサーバーが落ちにくいということ。安定してブログを続けるには落ちにくいということが大事
- PHPを高速で動かせる環境かどうか
WordPressはPHPというスクリプト言語で作られているのでPHPを高速実行できるかどうかも重要
レンタルサーバーのサイトにアクセスしたらこの3つに特に注目しましょう。特に3つ目のPHPを高速化に対応しているかどうかはWordPressにとって重要なことです。
これらの条件を満たすサーバーは無料レンタルサーバーでは全く見つかりません。
なのである程度スペックの高いサーバーを探すなら無料ではなく必ず有料のものに限定して探すようにしましょう。
✅ データベースが使えるかどうか
次に大事なポイントはデータベースが使えるかどうかです。
「データベースって何・・・?」と思う方もいるかもしれないですが、これはデータを1つの場所に決まった形で保存してデータを利用しやすくするためのものです。
そしてWordPressではMySQLというデータベースの規格を使用していて、その中に次のようなデータを保存しています。
- 記事の本文などのデータ
- プラグインの設定
- プラグインで使われるデータ
- その他色々・・・
記事の本文はデータベースに保存されることになっているのでサーバーを選ぶときは絶対にMySQLが使えるところを選ばなくてはなりません。
なので必ずレンタルサーバーを選ぶときは各サービス会社のホームページを確認して次のいずれかのことを確認しておくのが必須です。
- WordPressが使えるかどうか
- あるいはMySQLが利用できるかどうか
有料のレンタルサーバーならデータベースが使えないことはまずないですが、一応確認しておいたほうが良いでしょう。
✅ 転送量が多いかどうか
転送量が多いかどうかも安定したブログ運営をするのに大事なポイントです。レンタルサーバーでは一日に80GBまでなどと転送量の上限が決まっています。
ではこの転送量とは何かというとサーバーとブラウザ間でのデータ送受信の合計サイズのことを指していて、送受信されるデータには次のようなものがあります。
- HTMLファイルや画像・動画・音声ファイル
- FTPでアップロード・ダウンロードされるファイル
- サーバー内でのメールの送信データ
このようなファイルやデータが転送量には含まれているのです。
つまり転送量が一日に80GBまでということはサーバーとブラウザやFTPソフトなどでやりとりできるデータの合計が80GBまでということになります。
そして転送量の上限を超えるとサーバーによって制限がかかりブログを見れない、という事態になってしまいます。
そうならないためにはなるべく転送量の上限が高いサーバーを選ぶようにしましょう。
✅ ディスク容量が多いかどうか
最後に大事なポイントは使用できるディスク容量が多いかどうかです。
ディスク容量はレンタルサーバーでどれだけのデータ量を保存できるかということなので長くブログを続けていくなら容量の大きいものを選ぶ必要があります。
ではどのくらいなら容量が多いと言えるのでしょうか?
少し例を使って考えてみましょう。
例えばあなたが1日1記事更新を目標にしていて1記事あたり次のようにディスク使用量を消費するとします。
1記事のディスク使用量 = 100KB
100KBというと多そうな感じがするかもしれないですが、文章に加えてアイキャッチや画像を使うなら決して大きな値ではありません。
ではこの条件で毎日更新していったときサーバー容量が1GB、10GB、100GBではそれぞれ何日で満杯になるか計算してみると・・・
容量1GB : 1万記事で満杯 容量10GB : 10万記事で満杯 良い量100GB : 100万記事で満杯
容量1GBで1万記事というのはテーマやプラグインやメールの送受信などのデータ量を考えなかったときの計算上の話です。
実際は使用できる容量はもっと少なくなるので書くことのできる記事数もさらに減ります。
もし余裕をもってブログ運営をするならなるべくディスク使用量が大きいところを選ぶのが賢い選択です。
WordPress運用に最適なサーバー
ここまでのサーバー選びに大事なポイントをもう一度まとめておきます。
- 高速性・安定性があるかどうか
- データベースが使えるかどうか
- 転送量が多いかどうか
- ディスク容量が多いかどうか
WordPressで長くブログを続けていきたいならこの4つの条件は絶対に欠かせません。
ではこれらの条件をすべて満たしているサーバーはどれかというと次の3つ
特にwpXレンタルサーバーはWordPressを高速で動かすことに特化していて自分であれこれ設定する必要がないのでWordPress初心者の方におすすめです。
各サーバーの特長やWordPressに適している理由については次の記事をご覧ください。
快適にWordPress運用ができて記事の更新に集中できるので本格的にブログを始めて稼ぎたいという方はこの3つの中から選ぶのが確実だと思います。
まとめ
WordPressでブログを始めるならレンタルサーバー選びはとても大事なことです。
とりあえずブログが作れればいいや、という考えでサーバーを選ぶのではなくここで紹介したような条件を満たす高機能で高スペックのサーバーを選ぶようにしましょう。
自分のブログを資産にしたいなら自己投資を惜しまずに土台からしっかりとしたものを選ぶのが大事です。
以上ここではWordPressのためのレンタルサーバー選びで大事な4つのポイントについて紹介しました。
フク郎
最新記事 by フク郎 (全て見る)
- トレンドブログが資産に?放置でアクセス急増の事例 - 3月 14, 2024