入力されたカラーコードの補色を計算…
そんなちょっと便利なツールを作りました。
計算ツールを使ってみる
使い方は説明する必要ないほど簡単です。
- カラーコードを選択・入力
- 16進数表記の補色が計算される
- RGB表記・HSV表記も表示
デザインなどで困ったときに使ってください。
補色の正しい定義とは?
そもそも補色って何なのでしょうか?
その定義は次のようになっています。
補色(ほしょく、英: complementary color[1])とは、色相環 (color circle) で正反対に位置する関係の色の組合せ。相補的な色のことでもある。
補色の組合せは色の表現法によって異なり、RGBの場合は
- 赤 / シアン
- マゼンタ / 緑
- 黄色 / 青
RYBの場合は
- 赤 / 緑
- 紫 / 黄色
- 橙色 / 青
などである。余色、対照色、反対色ともいう
『色相環の正反対に位置する関係の色の組み合わせ』
これが補色の意味です。
だから次のような特徴を持ちます。
- 明度は変化しない
- 彩度も変化しない
たとえば「白の補色は?」と聞かれたら何と答えますか?
定義を分かってないと「白の補色は黒かな?」みたいな誤りをしてしまいます。感覚的には正しそうだけど、それは反転色のことですね。
白の補色はおなじく白です。
明度や彩度が変化しないことに注意しましょう。
補色計算のロジックを例示
このツールの補色計算の方法についてです。
具体例を出すなら、以下のように計算を行ってます。
例えば #589fd7 の補色を求めたい場合…
↓ このような流れで計算できる
- #589fd7 をRGB要素に変換
カラーコードを ( 58, 9f, d7 ) という要素に分割して、10進数表記の ( 88, 159, 215 ) に変換。これが元色のRGB要素となる
- 最大値と最小値の合計を算出
この例だと最大値は215、最小値は88なので最大値+最小値=303になる。これが補色計算のキーポイントになる数値
- その値からRGBの各要素を引く
今求めた303からRGBの各要素を引く。その結果は ( 215, 144, 88 ) になる。16進数表記に直すと補色は #D79058 と求まるという仕組み
ロジックとしては、こういう流れになってます。
反転色と違って計算がすこし大変なんですね。
でもやろうと思えば手計算でもできます。面倒だけど…
バージョンアップ履歴
計算ツール(当ページ)のバージョンアップ履歴です。
- バージョン1.0.0
リリース日は2023年8月
必要な変更があったらアプデします(予定)
フク郎
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